こんばんは、ka-kunです。
自閉症スペクトラムの特性として、
- 社会的・相互的な対人関係の障害
- コミュニケーションの障害
- 興味や行動のこだわり
などがあげられます。
実際に診断まではおりなくても、
グレーゾーンの人って周りと違う感覚から
「どうやって生きていけばいいんだろう…」
と悩まれている方って多いと思うんです。
僕自身が受動型の自閉症スペクトラムなので、
ずーっと、
「何をどうすれば楽になれるんだ?」
と、悩み苦しんできました。
それこそ、
毎日が違和感の連続でしたね。。。
世間一般で当たり前とされる
「普通」の生き方をしてしまうと、
地獄をみることにもかりかねません。
そこで今回は、自閉症スペクトラムの傾向が強い僕が提唱する生存戦略をお伝えしたいと思います。
この記事を読むことで、
あなたの中で希望が湧いてくる
のではないかと思います。
自閉症スペクトラム受動型は周囲と話を合わせにくい・または適当に合わせてしまう
自閉症スペクトラム受動型の人って、
●穏やかで温厚・周囲にとにかく合わせまくる人
●周りの人が言っていることに共感できず、孤立しやすい人
がいるみたいで厳密には人それぞれ特性が違うので、
両方の特徴を持っている方も多いと思います。
とはいっても、やはり両者とも生きにくいのは確かです。
受動型の自閉症スペクトラムだと、
とにかく今までに失敗経験が多くて
自分に自信が持てなくて、
周囲に流されてしまう人が多いです。
僕自身、とにかく組織で
ストレスをためてしまいました。
周りの人が「これをしよう!」と言えば、
無難に僕も「じゃあそうしますか!」みたいな感じで、
とにかく話を合わせるのです。
これは自分に自信がないことが大きく関係しています。
やはり、自閉症スペクトラムの傾向があると
周囲のその他大勢と感性がちがうので意見を
言ったところで受け入れてもらえない可能性がありますから、
「それなら、とりあえず同意しておこう」
という選択肢をとってしまいがちなのです。
ただ、人に合わせまくると本当に疲れてしまいますよね。
だからこそ、生きにくい・・
と感じる方は多いのではないかと思います。
ただ、もっと辛いのが自閉症スペクトラム受動型で高IQの人です。
有名な大学まで行けちゃうような、
頭のいいタイプの方です。
こういった、頭の良い自閉症スペクトラム受動型の人は、
とにかく本質に基づいた合理的思考をしてしまいます。
その一方で、
世間の人たちは合理や論理よりも
「感情」を優先させるためとにかく共感が難しいのです。
だから、
・自分はそうは思わないけど、とりあえず共感しておくか…
なんて消極的な態度になってしまう。
仮にも
自分の合理的かつ論理的な意見を伝えたところで、
それが正しくても周りの人からしたら
「いや、そうではないよ…」
と言われてしまうことが多いのです。
もし、強引に主張しようものなら
結果的に衝突してしまって人間関係が悪くなる
という場合が多いです。
だから、結局「思ったことは言わない方がいいんだ…」という思考になって、
とにかく同意!同意!のYESマンの出来上がりです。
僕は以前まで組織に属すれば
「誰とも衝突したくないなあ・・」
といった理由で、
とにかく二言目には
「そうっすね」
を連発する毎日でした。
自閉症スペクトラム受動型の人は、
このように相手にとりあえず同意して、
結果的に流されやすい…
といった感じにもなってしまいます。
しかし、人との衝突を避けるためには、
このような生き方になるのもやむをえないのかもしれませんね。
毎日とにかく人に合わせ
続けることになるので、
こちらのことをあまり考えてくれない
自己中心的な人と一緒にすごすと、
本当に疲れて仕方ありません。
自分と付き合う人はしっかり選ぶことがおすすめです。
自閉症スペクトラム受動型が常識的な生き方というものに憧れてしまうと…
さて、僕は
自閉症スペクトラム受動型であれば、
世間でいうところの
「常識的な生き方」
はしない方がいいと思っています。
「常識的な生き方」とは、
会社組織に属して、会社員としてチームワークをとりながら働いていく
という、大多数の日本人が
しているような生き方です。
もしも受動型の自閉症スペクトラムの人が
このような一般的な生き方をしてしまうと
単純にきついです。
精神的に。
詳しくみていきましょう。
人間関係でつまづき、消耗する
まず、苦労して職に就いたとしても、
人間関係が上手くいかない場合が多いです。
受動型の自閉症スペクトラムの場合、
比較的空気を読めるタイプが多いですし、
周囲にも合わせようとするので、側から見ると
組織には馴染めそうなものです。
ただ、
●論理思考
●合理的な思考
が多かったり、周りの人と共感できないことも多いです。
また、仕事している中で
●あれ、あそこ
●適当に片付けといて
など、とにかく曖昧な指示が苦手で、
やたらと仕事でミスが多くなってしまったりします。
それが原因で「使えないやつ」と思われてしまい、
コミュニケーションも得意でないことから、
とにかく社内での立場が低くなりがちなんです。
僕はとにかく
「うん」「はい」「そうですね」「そうします」
としか言わないようなYESマンタイプだったので、
たしかにトラブルは起こしづらかったです。
ただ、気が利くわけでもありませんでしたし、
ささいなミスは多いし指示待ち人間でもあったので、
同僚からは「使えない・・・」と思われて、
いつも報われないポジションで干されていました。
また、
冗談が苦手であることから、健常者がよく行くような「飲み会」の場がかなり苦手
という面があります。
いわゆる、
「楽しむ場」というのが
自閉症スペクトラム受動型だと
苦手な人が多いです。
まったく話題についていけないですもんね・・
面白い冗談がポンポン出てこないことから、
そのような場では「空気のような存在」になりがちですし、
だんだん辛くなっていってしまうのです。
そして、
人間関係が上手くいかなくなり、
転職を繰り返す方は多いです。
仕事を始めても、人間関係が上手くいかなくてフェードアウト…
これを繰り返すことになり、
いつのまにかストレスが積み重なってしまい
うつ病に悩まされる人が多いのが現状です。
自閉症スペクトラム受動型で、
世間一般に言われる会社員として
組織で働く生き方を選択してしまうと、
とにかく辛いことが多くなります。
完璧思考でストレスばかり
自閉症スペクトラムだと、
受動型・積極奇異型・孤立型問わず、
完璧主義の人が多いです。
このような場合、
とにかく完璧にしないと気がすまなかったり、
完璧にやれそうだと思わない限りは
行動できないなどの考えにもなりがちです。
もちろん、
世の中に完璧なものや
完璧なことなんてほとんどありませんから、
「完璧にできない」ということで自分にストレスがたまってしまいます。
特に、完璧主義になりがちな
自閉症スペクトラム受動型の方は、
完璧にできない自分に対して必要以上に
責めたりしてしまったりもします。
これが結果的にうつ病につながったりするので、
完璧主義的な生き方はどうにかしてやめる方向へ
持っていった方がいいでしょう。
自分に対して「完璧でなくてもいいんだよ」と自分にも優しくできるといいのになと個人的に思います。
人目を気にして疲れる日々
自閉症スペクトラム受動型の人は、
わりと空気は読めるという方が多いです。
ただ、空気を読めたところで集団の場で「適切な発言をする」というのが難しかったりします。
変なことを言ってないだろうかなんて、
とにかく人目を気にしている人が多いです。
また、過去に変なことを言って
場が静まり返った…
という経験があったりすると、
とにかく人目を気にしがちです。
「自分の一言で場の空気がおかしくなったりしないか…」と。
自閉症スペクトラム受動型の人は、
中途半端に空気が読めてしまうので、
それが逆に自分を責めることにもつながって、
辛かったりもするんですよね。
人目を気にする生き方では、
幸せにはなれません。
万人から好かれるということはできないからです。
ただ、それが分かっていても
周りの目を気にしてしまう…
という方は多いでしょう。
不安のつきまとう毎日
受動型に限るわけではありませんが、
自閉症スペクトラムの傾向があると、
●人間関係に悩みがち
●疲れやすい体質で、仕事が続かない
●コミュニケーションが苦手すぎて自分を責めてしまい、うつ病になる
などの理由から、
当たり前とされる基準の仕事ができない人が多いです。
普通に会社員として働けるのであれば、
生きていく上でそこまで苦労することはありませんが、
自閉症スペクトラムの傾向がある自分にはそれが難しい…
だから、
自分は将来大丈夫なのだろうか?
このまま経済的にゆとりを持って暮らしていけるだろうか?
と、とにかく金銭面で不安になっている方が多いです。
とにかく、
節約!貯金!贅沢なんて敵だ!
みたいな生き方を余儀なくされている方も多いでしょう。
自閉症スペクトラム受動型が消耗しない生き方とは?
この記事を書いている僕、
ka-kunは自閉症スペクトラム受動型の人間です。
そして、僕は自閉症スペクトラムの人に対して、
新しい生き方を提唱しています。
それは、
「もう、常識的に生きることはやめよう…」
ということです。
こちらも併せて読むと、理解が深まるかもしれないですね。
【書評】『自分の中に毒を持て 岡本太郎著』を読んで感じた、常識人間は成功しないということ
「常識的に生きる」とは、
会社員になって組織に属して働くということです。
このような生き方は、根本的に自閉症スペクトラムの方に合っていません。
もちろん、この記事を読んでいるあなたが現在「今の仕事に不満も不安もないし、問題もない。満足できている」というのであれば、普通に会社員として働いてもぜんぜんいいかと思います。
しかし、
いまの生き方が自分に合っていない…
と感じるのであれば、
もっとストレスのない生き方を探してみてもいいでしょう。
僕たち自閉症スペクトラム受動型の人は、
とにかく人間関係が苦手で、
そのためにストレスを溜めやすいのだ。
僕はコミュニケーションが上手く取れないことから、
周りの人と自分を比べてひどく劣等感を持ってしまい、
苦しんだ過去がありました。
人事異動で現場配属になるも
冗談がなかなか言えないことから
同僚たちとうまく人間関係が作れず、
いつも都合よく使われて、それ以外は・・
まるで空気のような存在になっていました(泣)
みんなが普通にできることが、
自分にはできない・・・
自分にひどく劣等感を持つまでになり、
道路を見ればsぐにでも飛び出したくなるほど、
辛い毎日を味わっていました。
しかし、今はそのような悩みは一切ありません。
なぜなら、働く環境を
組織に依存しているわけではないからです。
マイペースに自宅でのんびり働いています。
わずらわしい人間関係に悩まされず、
上司や会社の人間から
「何でこんなに簡単なことができないの⁈」
と圧力をかけられることもなく、
のんびりストレスフリーに暮らすことができています。
今は毎日これといったストレスもありませんし、自分が自閉症スペクトラムの受動型だということも、強く意識しなくなりました。
やはり、組織に属さずマイペースに過ごせているからでしょう。
「そんな生き方が可能なのか?」
と疑問に思われる方は多いでしょう。
もちろん可能です。
分かりやすい例で言えば、YouTubeだけで生活している人もいますよね。
そんな感じです。
僕の場合は、ブログを書いて、自分が企画した商品やサービスを売ったりしてお金を稼いでいます。
ただ、これはまぎれもない事実なのです。
僕は、自閉症スペクトラム受動型でかなり不器用な人間です。
社会に馴染むのはどうしても辛くて、苦しくて、能力的にもそれができませんでした。
しかし、今は
「ネットを使って在宅で働く」
という方法で、無理なくストレスフリーに
生きていくことができるのです。
誰にも縛られることなく自分の大切な時間は、
好きな人とのんびりすごすことにあてられます。
大げさでもなんでもなく、自閉症スペクトラムの僕は情報発信で人生が変わりました。
以下のページに僕の生い立ちなどが書いてあるので、
興味のある方は読んでみるといいかもしれません。
会社員時代にメンタルお豆腐だった僕が、筋トレをきっかけに人生が変わり始めた軌跡をまとめてみた
あなたにとって、
新しい生き方が見つかりますように。
まとめ
限りなく定常発達に近いグレーゾーンに生きる
自閉症スペクトラム受動型の人は、
中途半端に空気が読める方が多く、
それでも何を話したらいいか分からない…
ということで、苦しんでいる方は多いはず。
ただ、
普通に暮らしているけど、違和感しか感じない…
という方は、
僕のように社会に出なくても
生計を立てていく術を知るといいかもしれません。
今は、ネットがあるおかけで
自宅でパソコン1台あれば仕事になる時代なのです。
わざわざ世の中に合わせて、
辛い思いをする必要はないんだよ。
ストレスフリーに生きていく方法があるんだよ。
ということを知っていただければと思います。
僕はブログやメルマガを通して、
このような生き方を教えているので、
興味のある方は読んでみるといいかもしれません。
僕は社会に合わせない生き方を
選んで本当に良かったと思っています。
そのおかげで、今は毎日快適に過ごすことができています。
今回はここまで。
質問等あれば気軽に連絡くださいね。
連絡はこちらから→お問い合わせ
最後までお読みいただきありがとうございました。
─────−- - - - - -−─────
僕は、
まるで自分の人生じゃないような 他人の価値観に合わせる毎日に 窮屈さを感じながら、
自分を変えていく勇気を持てずに 28年間も悶々とした気持ちで ただ人生が好転していくのを 待っているだけの人間でした。
このままの自分でいいんだろうか・・」
そう違和感を感じながらも、 建前だけで取り繕った就職活動を経て 安定だと思っていた職につくも
人をただ消耗品として扱う 現実を目の当たりにして ココロは完全に折れ、
気づいたころには、 適応障害になっていました。
そんな状況から立ち直れたのは、
”ブレないメンタルを身につけたから。”
今となっては、 失敗を過度に恐れたり むやみやたら他者と比べたり 不用意に自己否定することなく、
本来の自分と真正面から向き合って 自分のペースで一歩一歩着実に 幼い頃からの夢の実現に向けた 人生を歩めています。
十人いれば、十通りの人生がある。
” 自分は自分の道を進んだらいい”
この感覚を信念にできたことで、 僕は自分なりの幸せを追求する起業家に。
そこで、
興味のあることだけを仕事にし、 良好な人間関係で毎日を快適に過ごし、 努力に見合った報酬を手に入れるまでになりました。
どんな状況に陥っても、
”自分が納得できる生き方をしていれば 立ちはだかる壁なんて問題にすらならない”
とハッキリ断言できる自信。
この圧倒的な自信が、 精神的な余裕と豊かな感受性を 呼び起こし、日々の着実な成長を経て 僕の人生に真の安心をもたらしてくれました。
人は本当の自分と向き合うことで 自分がココロからワクワクできる どんな目標でも達成できると確信しています。
こういった経緯から、
「何者にも惑わされずありのままで生きる」 をテーマにそうなるための
①エビデンスベースで確実に人生を 好転させていくための具体的な方法論
②独立を含め、あらゆる理想とする目標を 達成していくために必要な目標達成法
をメルマガにて公開しています。
興味があればサクッとメルマガに登録して読みすすめてみてください。 →ka-kunのプレミアムメルマガを読んでみる
最後まで読んでいただきありがとうございました。
「この記事は良い」と思ったら下のSNSボタンでシェアしていただければと思います。